しゃちくのおもむくままに

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俺に聞かないで。

WF-1000XM4を買った。比較レビューするよ!

ご無沙汰しております。
更新しないせいもあって、ブログの閲覧数は超絶右肩下がりです。
でもやる気起きないよね。

まあそんなこんなではありますが、今日、ついに発売されましたね。

WF-1000XM4。

まじで待ってた!!!


この後つらつらと書きますが、目次の※これを読めだけ見ればいいと思います。
それ以外は暇な人だけ読んでくれれば。

まえがき

前にPanasonicの technics EAH-AZ70Wのレビューをしました。
(見てない人は見てね♡)
nanigashitainda.hatenablog.com
まあ言ってしまえば、値段以下の商品だという結論を出しています。
しかし結局なんだかんだまだ使っています。メルカリで捌くとか言ってたのにね。

実はその理由、この製品の発売を待っていたからです。繋ぎを買うのももったいない。
もう発表前から購入するって決めてたんでね。

んで先日、予約開始されてすぐヨドバシでポチりました。
しかし問題発生。

実はこの製品、現在は生産上の都合により即納って訳にはいかないらしいです。
え、大丈夫かよと思いながら待っていたところ、無事発売日に家に届きました。購入を決めていたのが功を奏しました。

そしてせっかくゲットしたならレビューするしかないじゃない!!
ということでレビューします。

開封の儀

こちらがWF-1000XM4でございます。

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普通のスーパーの棚に吊るされてそうな感じです。正直高級感は皆無。
大きさはキシリトールのガムボトルくらいです。

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底のところにOPENの文字があります。ここをペリペリと剥がします。安っぽい。

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1000X SERIESの文字が出てきました。だから何?という感じですね。はい次。

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蓋を開けるとすぐに出てきます。横向きに埋まっていました。
紙をむしり取ると対面できます。いざ!

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ジャーン!!!!
対面できました。ケースのコーティングが石っぽくなっています。これはいいですね。
持ち運ぶと傷は付いてしまうものですが、このコーティングは中々に傷を抑えられそうな気がします。

さて、メイン以外のものを見ますか。

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本体の下には20cm程のUSBケーブル(type-c,USB2.0)とイヤーピースが入っています。
イヤーピースはウレタン製でサイズはS・M・Lの3種類。Mは本体に装着されています。
右側にあるのは説明書等です。

以上。開封の儀は終了となります。お疲れさまでした。



レビュー

外観とか外装とか

EAH-AZ70Wと比較していきます。

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WF-1000XM4のほうが一回り小さいです。
高さはそれほど変わりませんが、小さいのはいいですね。

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蓋を開けた様子です。WF-1000XM4はぎっしりに対してEAH-AZ70Wは謎の中央の空間。
こうみるとパナは情けないですね。

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最後に本体を見てみます。なんと本体の大きさはWF-1000XM4のほうが大きいです。
耳からどの程度飛び出すのかはわかりませんが…
これでも前機種であるWF-1000XM3よりかははるかに小さくなっています。
個人の感覚が左右するところだと思いますが個人的にはそこまで気になりません。

音質

100人中100人が見たい、知りたいところだと思います。
今回レビューするにあたって、比較対象が必要と思いました。そこでこいつらを用意。

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左から順に、Westone UM Pro50/EAH-AZ70W/WF-1000XM4です。
UM Pro50はモニタリング用イヤホン、加えて有線なので比較の対象になるのかというと微妙な点ですが、この中では最も金額が高いイヤホンなので一応乗っけています。
ワイヤレスイヤホン2機種に関しては、ノイズキャンセリングあり/なしで比較し、機種に搭載されているサウンドモード等の機能は全てオフにして行いました。
また、イヤーピースも公平を期すために、愛用しているSpinFit CP360に統一しています。
では私が各機種で感じた特徴を書いていきます。

UMPRO50

モニタリング用イヤホンという役割をしっかり果たしているので、ボーカルが前面に出てきます。
おかげで楽器の音は相対的に小さく、細部まで聞くのはなかなか難しいと感じます(再生機器の問題もあるかもしれない)
あくまでもリスニング用ではなく、この音を聴きたい!というものにフォーカスして使うものなので、ラフに音楽を聴くには向いていないです。
普段これ使ってるけどね(ゎら

EAH-AZ70W

ノイキャンON
良くも悪くもフラットで、全体的に均一感があります。
楽器や声など様々な音の要素をいい具合に喧嘩しないよう調整している感じです。
よって音の明瞭性はあまり良くありません。悪く言えばごちゃごちゃしています。
そして奥行き感はあまりありません。The 平坦。
で、最悪なのはホワイトノイズ。サーと言う音が延々に鳴っています。

ノイキャンOFF
全然違う音になります。化けます。
各々の音が把握できる程度に強調されつつ、飛び出て一人目立ちする音がないです。うまく調和しています。
音的には私の好みですが、ワイヤレスイヤホンは基本外で使うものなのでノイキャン性能を重視したいです。よってここが良くても…ね…

WF-1000XM4 ※これを読め①

ノイキャンON
音の解像度が高いです。例えばスネアドラムですが、叩くだけの音ではなく、スネア内で響いている音まで聞こえました。
楽器の聞き分けもできます。これはベース、これはドラムというようにメリハリがしっかりしています。
故にドラムのシンバル音等は耳に刺さります。若干耳が痛くなりますね。
低音はかなり強めです。
音の奥行き感はかなりあります。空間で鳴っていると感じられる程度にはあります。
正直いうと、モニタリングイヤホン寄りだと思います。実際音楽を聞いていて聴き疲れが起きました。

装着感は思ったよりもかなり良いです。
EAH-AZ70Wより大きいくせに耳にしっくりきます。なんだろうこれは…
ノイキャンにホワイトノイズは感じられませんでした。
ノイキャン性能については電車に乗った時の効き方をEAH-AZ70Wと比較してレビューしようと思っています。
少ししたら追記します。



ノイキャンOFF
ノイキャンON時と殆ど変わらない。SONYの技術は優秀ですね…

チートを使う
聴き疲れを起こしてしまったため、どうにかならないかと模索しました。
とりあえずイヤーピースを純正にして聴いてみました。すると音の刺さりは減りました。が、長時間聴くにはやはり耳が辛いです。
この問題を解決すべく、純正アプリからイコライザーを使用して音の感じを変えました。
するとどうでしょう。全く刺さらなくなりました。
正直イコライザーでここまで変わるの…?と思いました。そもそもあまりいじらない素人なのですが、過去一番変化を感じたと思います。
音が刺さる=クリア気味な音ですが、これを籠もり気味に寄せることもできます。そうすることで耳への負担は大軽減です。
調整は難しいかもしれませんが、自分好みの音作りができるので、聴き疲れ問題は解消できそうです。
ちなみにデフォルトプリセットは8つあります。


適切なイヤーピースを判定する機能

WF-1000XM4には、イヤーピースが最適かどうかを検証する機能があります。

最適なイヤーピースを判定

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装着状態をテストする

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測定開始

これを押すとなかなかでかい音でBGMが流れます。
おそらくですが、この音が外に漏れているかどうかを付属のマイクで判定しているのではないでしょうか。

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測定完了

密閉されています。の文字が出ればイヤーピースが最適であるということらしいです。
イヤーピースが最適というか大きさがあっているということですね。
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まとめ ※これを読め②

結論から書きます。WF-1000XM4ですが、購入して満足できるものでした。
購入価格は¥33,000とそれなりにしますが、EAH-AZ70Wと比較して、総合的に上です。
ポイントは以下。(WF-1000XM4視点)

・ケースが小さくて携帯しやすい(しかも軽量)

・EAH-AZ70Wより本体は大きいが、装着感がよい。

・デザインがシックでよい。メッキがされていないのは傷も付きにくく良い。(高級感との兼ね合いもあるが)
ちなみに本体についている丸い金色のところはマイクです。

ノイズキャンセリング性能が高い。
ホワイトノイズがのらないノイズキャンを知りませんでしたので…
ノイキャン性能評価が高いAirPods ProやBose QuietComfort Earbudsは試したことがないのでわかりませんが、おそらくEAH-AZ70Wよりは高性能だと思います。

・音を好みに変えられる。
表現できる音が広いように感じます。音の解像度が高いからでしょうか。

サラッとあげてもこのくらいはあります。
まだ届いたばっかりでほぼ使っていないも同然ですが、今後使用していって思うことがあれば追記していきたいと思います。

不具合と注意点

少し聴いてからケースにしまい、再度使用しようとしたところ、Bluetooth接続ができなくなりました。
さらに右側のイヤホンが反応しなくなり、ケースに入れてもランプが付かない(正常ならケースのランプが光る)状態になってしまいました。
初期不良を疑っていましたが、とある方法で解決できます。それがこちら。
knowledge.support.sony.jp
上記ページの、ヘッドセットをリセットするを行いました。
ケースにイヤホンを入れて、20秒間に5回パカパカする。
以上です。

…ってこれ、なにげなくやってしまう人がいるのではないでしょうか?
完全ワイヤレスイヤホンのケースは蓋を締めると吸い付くように閉じるので、つい開け閉めしてしまいがちです。
20秒間に5回なんて余裕でできます。今後必ずこの機能による被害が出てくると思います。
私はたまたま不具合に遭遇したおかげで気がつけましたが…

別にBluetoothの設定が初期化されるわけではないのでペアリング等は必要ありませんがね。
リセットという名前が付いているくらいなので何かしらはゼロに戻っているわけで。
気をつけたほうが良いかもれません。

あとがき

レビューは完全に私個人の意見になります。
どんなものか知りたいならば、試聴しに行くことが一番です。当記事はあくまでも参考、こう言ってるやつがいるらしい程度で。
そもそもただの素人の耳レビューです。情報の取捨選択は自分自身でどうぞよろしくお願いします。


それと普通にレビューの内容薄くてすみません。めっちゃ書く予定だったのですがリセットを要する不具合に見舞われて1時間ほど時間をロスしました。
やる気は吹っ飛びました。

なんかこういうこと多い。