しゃちくのおもむくままに

なにがしたいんだ?

俺に聞かないで。

パナソニック technics EAH-AZ70Wを買ってみた。レビューするよ。

前書き的なアレ

ワイヤレスイヤホンはピンキリです。

中華製なら3000円以下なんてものもありますが、高いものは3万円を超えるものもあります。

今回買ったやつは3万円を超えます。たけー。

今まで使っていたのはAviotのTE-D01g。これは10000円しないくらいでした。
全く不自由無く使用していたのですが、欲しくなってしまったのだからしょうがない。

そもそも3万円を超える機種といえば

EAH-AZ70W
MOMENTUM True Wireless 2
B&O E8 3rd Generation

有名なのはこの3つですかね。

ネット上のレビューだけを見ると完全にMOMENTUM True Wireless 2。
B&Oはあまりいいレビューはないです。初代は人気あったんですけど…(ノイキャンもないしね)
EAH-AZ70Wは問題点がありました。

特に問題としてあげられていたのがホワイトノイズ。イヤホンから聞こえるサーっていう音です。
かなり耳障りなレベルで鳴っていたそうです。

それを聞いて私も敬遠していました。というかMOMENTUM一強でしょってことで入荷待ってました。ですが…

全然入荷しねえ。

そうしてやきもきしながら日々を過ごしていました。すると
EAH-AZ70Wのホワイトノイズが6/17日のアップデートで改善されたというのです。

…ふーん。ポチろう。

開封

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こちらが届いた製品。早速開けていきます。

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ちなみに下が開きます。私は上から開けようとして3分使いました。

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中には黒い箱。高級感がありますね。ぱかり。

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早く中身見せろや。

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ねえはやく。

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どーーーん!!
はいこれです。なんかメタリックだし高級感ありますね。(50文字ぶり2回め)

このイヤホンの下には充電ケーブルとイヤーピースが入っていました。

私には本体付属のイヤーピースが合わなかったのでSpinfit CP360に付け替えています。

ただこれもあまり合っていません。


レビュー

外観とか外装とか

EAH-AZ70Wの外観は申し分ないです。かっこいいの一言に尽きます。
でもでかい。というよりTE-D01gが小さいんですけどね。

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左がEAH-AZ70W、右がTE-D01gです。ケースの形状から違います。
携帯性はTE-D01gが完全優勢です。軽いですし。ケース自体の材質が違うので仕方有りませんが。

実際ケースはカバン、バッグを持ち歩いていればその中に入れておけばいいのですが、ポケットで済ませたいマン(特に私)にとってはちょっとマイナスポイント。

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ケースの中はこんな感じです。

EAH-AZ70Wは左右決められた側にしかイヤホンをしまえません。

TE-D01gはLR関係なくしまえます。これ、意外と重要なんですよね。適当に耳から外して適当にケースにしまえる構造であってほしかったです。

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これがイヤホン部分。EAH-AZ70Wのほうが大きめです。
この2機種、そもそも操作方法が異なります。

EAH-AZ70Wはタッチ式、TE-D01gはボタン式です。

どちらにもメリット・デメリットがありますが、基本高級機種はタッチ式を採用しています。
ボタン式は押し込む際にイヤホンを抑える必要があるので、タッチに比べて操作が難しくなります。慣れですけどね。

音質

恐らく皆さんが一番気になるところだと思います。
でも音質なんて人によって好みそれぞれなんですよね。

予め言っておくと、EAH-AZ70Wの音は私は好きでは有りません。
なぜなら私はややこもった音が好きだから。

なので世間一般的な結論から言うと、音はいいです。

EAH-AZ70WはTE-D01gと比べていろいろな音がしっかりと聞き取れます。
曲の中でこんな楽器鳴ってたんだ、と発見することができるくらいには差がありました。

クリアっていう表現が一番あっていると思います。明瞭性というのかな。

ただ低音は強くないです。別途EAH-AZ70W用のアプリを使用することで低音強調、イコライザ等の設定はできます。
低音強調モードを使用すると強調が強すぎてバス主体の音楽になります。そういうのが好きな人はいいかもしれないですね。

ノイズキャンセリング

これは外せない機能です。電車の中で雑音を気にせずに使用したいですものね。

はっきりいいます。がっかり中のがっかり。

先程も書いたアプリを使用することでノイキャンの強さを調整することができます。
で、普通にホワイトノイズが乗ります。アプデ前を知らないのでなんとも言えませんが、曲間はかなり気になるレベルで鳴ります。

小さめの音量で聴く人は恐らく気になります。そのくらいのレベルです。

あとノイズキャンセリングとしての出来が悪い。
低音はカットされます。それは間違いないです。ですが高音はそのまま通します。

電車の車両アナウンスがガンガン聞こえます。ノイキャンほぼ意味無し。
静かだなあと感じたことは皆無です。通常よりやや喧騒が小さくなったなぁという程度です。

AirPods proのノイキャンのほうが3倍はマシです。

電池持ち

私は通勤往復で2時間の使用です。土日は使いません。
それで1週間程度ってところです。公称再生時間がノイキャンありで19.5時間。

つまり10時間程度で電池切れてるってことになります。
他の方のレビュー、口コミによると、充電ケースの放電がかなりエグいらしいです。

私の場合、電池残量が3から2になった翌日に充電ケースの電池がなくなりました。

いや2の範囲。

こんなんなら2なんていりません。なんのための2だよと愚痴りたくなりました。

TE-D01gは10時間単体で再生できる上にケース含め50時間再生できます。
充電スパンは2~4週間に1回程度です。

EAH-AZ70Wにしてからは使わなくなっていたのですが、今日見てみると放置した日のままの電池残量が残っていました。

結論(まとめ)

3万円かける価値はない。

得られるものがしょーもないノイキャンとそれなりの音質、タッチ操作、アプリでのイヤホン機能。

失うものは可用性、携帯性、防水性(レビューしていませんが、TE-D01gとは数段階違う)。

差額は20000円↑です。

私はここに価値を見いだせませんでした。そもそも私好みの音質じゃないし。

満を持したアプデでもこの程度。正直買って失敗しました。


次回、メルカリで捌くぞ偏でお会いしましょう、さようなら。