今回は電動昇降机を購入したのでレビューしていきます。
というのも子供部屋おじさんである私は学習机を小学1年生から使い続けていました。
さすがにそろそろ、ねということで購入を決めました。
電動昇降机といえばFlexispotの物が有名です。それにしようと考えていたのですが、
JAPANNEXTというメーカーが訳アリ品を特別価格で売り出すということで、冒険心が出てしまいそちらを購入…。
早速見ていきましょう。
到着
JAPANNEXTの公式サイトから注文。注文から二日後には家に届きました。早い。
送られてきたのはこちら。
私が購入したのはJN-HDE102Vの天板120cmのモデルです。
JN-HDE101Vというものもあるようですが、こちらは昇降可能幅が狭いモデルのようなのでやめました。
価格差は5000円程度なので、用途や使用環境によっては全然ありだと思います。
天板も重いのですが、手前にある四角い箱は天板と比べ物にならないくらい重いです。
公式サイトに重量等の記載がなくどんなものかわからなかったのですが、箱に記載がありました。
N.W(Net Weight)は商品のみの重量で、G.W(Gross Weight)は総重量のことです。豆知識。
とりあえず足部分は27キロあることになります。いや、本当に重いっす…
まあ重いということは土台がしっかりしているということなのでいいでしょう。開封していきます。
開封
足を組み立てなければ天板の設置ができないので先に足を開封します。ぱかり。
開封するとまずプラスチックの一枚板があり、それを取り除くと死んだロボットみたいな形で梱包されているパーツと対面します。いらっしゃい。
更にその下にもパーツがあります。2段重ねで入っていました。
ロボット君の胴体は複数のパーツで構成されています。
これらは組み立てのときに別々に使うので取り外しておきましょう。
取り出したパーツをまとめてみました。
パーツ自体は多くないですが一つ一つそれなりの重さがあります。
すべてが金属でできているみたいですが、ちゃんと加工されているようで、塗装ハゲや棘のようのものは見当たりませんでした。意外。
組み立て
えー、こちら説明書になります。
必要最低限ですね。めっちゃペラいです。
とりあえず手順に沿って組み立てて行きましょう。
①台座に支柱を固定。
付属の六角レンチとボルトで台座と支柱を留めましょう。
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーンができました。
それを2つ作ります。⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン
②アジャスターをはめ込み。
平たい足がに床に接着する形だと思いこんでいたのですが、アジャスターが付属するということで、4つの足が軸となるようですね。
③フレームの取り付け。
フレームを取り付けます。
ここはかなり苦労しました。支柱に最初から取り付けられているボルトを締めるのですが、ボルト穴がレンチとうまくあわず…
15分程かけてなんとかできました。ちょっと不満点。
④2つの台座を結合。
ここから説明書の裏面の作業になります。
台座は非常にバランスが悪く自立しません。そのため、台座を寝かせたまま接続用ロッドを嵌めて台座同士を結合した後に立て、その後にサイドプレートを接続する、という順番でやるのがいいと思います。
ここからは写真を撮っていないので完成したものの写真で説明します。組み立てていた時に時間の猶予がなく、写真を撮影する暇がありませんでした。すみません。
台座はこのような形になります。
⑤台座の幅を決める。
台座の結合を終えたら、天板の大きさに合わせて台座の幅を設定します。
説明書では台座の幅を設定した後に天板を乗せるという手順ですが、 天板を置いてみなければわかるはずもありません。
なので私は先に天板を置き、位置を調整しました。
天板開封時の画像もありません。こどおじは無能なのです。
使用面は白、裏面は黒の天板です。
台座の幅を決めたらレンチで8箇所締めます。
かなりきつめに両サイド2箇所ずつ仮止めした後、台座の幅を動かしてみたら普通に動きました。上に天板が乗っかっている状態で台座の幅が動くことはないと思いますが、ちょっと気になる。
⑥天板の取り付け
天板を取り付けます。天板に穴が空いていたりはしません。自分で場所を決めて自分でネジをぶち込み固定します。私は台座幅112cmで両サイドに4cm天板をはみ出させています。
壁に密着させる関係で前後は均等ではありません。この辺の調整は各自の環境と相談して行ってください。
両端3つずつ、中央2つの計8箇所固定します。
⑦昇降機能の取り付け
もう机として完成していますが、この商品の最大の特徴である昇降機能の取り付けをしなければなりません。
まずコントロールボックス(おそらく制御装置)を天板に取り付けます。私は天板裏中央付近に取り付けました。
次にコントローラを取り付けます。左右どちらでも取付可能です。もっと言うなればコードが届く範囲ならどこでも取り付けられます。
私は左側に取り付けました。
以上で完成となります。
2時間程度かかりました。
レビュー
完成した机がこちらです。
感触としては想像よりも良いです。
恐らくなのですがJAPANNEXTという会社、JAPANの冠を付けているだけの中華企業だと思われます。
このメーカーは格安ディスプレイを中心に販売している会社です。そちらの評判はお世辞にもいいとは言えません。
商品が届く前にこの会社の別商品のレビューをみて怖くなってました。5万も払ってゴミが送られてきたらどうしよう…と勝手に心配してました。
そのような心配は杞憂に終わり、かなりしっかりとした机が送られてきました。グラつきもなく、昇降もスムーズです。
不満点を言えば、一部ボルト穴の加工不良があったり、天板の表と裏の境目がやや刺々しかったりするところでしょうか。
前者においては自分で加工する必要はなく、少し締めるのが硬いというようなレベルです。
後者は怪我をするようなレベルでは有りませんが、ここまで加工してもらえればより良い製品になったのではないかと思うところ。
組み立ての際に感じたことは、電動レンチ・ドライバーがほしい…ということでした。
私の家には手動のものしかありません。電動があればもっと早く作業ができたと思います。
物理的に重いので、例えば女性が一人で組み立てるとする場合、電動工具は必須だと思います。
Flexispotと比べたらどうなのか。
Flexispotの製品と比べるのなら、恐らくE3というモデルになります。
E3は天板なしで足のみの製品です。天板は別途用意する必要があります。公式で購入するなら同サイズで13000円程度でしょう。
そして組み立てが簡単です。天板に直接穴を開けるような作業はなく、はめ込んでレンチを締めるというお手軽設計です。
女性はこちらのほうが良いのかな…という気がします。
また、ケーブルを収納する機構がついているのも魅力です。
今回購入したデスクでは、収納等は一切ついていません。天板裏収納を可能にするものを別途購入することもできますが…スタイリッシュにするならFlexispotのほうがいいです。
比較表
会社名 |
JAPANNEXT |
FlexiSpot |
---|---|---|
製品名 |
JN-HDE102V |
E3 |
天板 |
有 |
別売り |
音量 |
55db |
50db |
昇降幅 |
600-1250mm |
600-1230mm |
耐荷重 |
100kg |
100kg |
モーター数 |
2 |
2 |
昇降スピード |
25mm/s |
38mm/s |
値段(送料込み) |
¥49,480 |
¥48,100 |
E3はこれに加え、天板の値段がかかります。公式ではなくホームセンターで購入したとしても、JN-HDE102Vと比べて1万円位は高くなるのではないでしょうか。
1万円多くかけることで得られるものは、
・(恐らく)日本で一番売れている昇降机のメーカーであるという信頼性
・天板にコードを収納できる機構
・より早い昇降スピード(秒間1.3cmの差)
こんなものだと思います。
今回私が購入した机には2年間の保証がついてますが…この会社の他製品では保証もろくに機能しないという書き込みが見受けられるので、会社としてはやはりイマイチかもしれません。
安い値段にはそれなりのワケがあるということですね。
そもそもこの製品、、ワケありで安くなっているアウトレット品です。
中身は新品、でも梱包箱が破けているというものです。
確かにダンボールに破けは見受けられましたが、製品にその影響は無いようでした。
こんなところでしょうか。あまりレビューになっていないような気もしますが…
両製品のAmazonリンクを掲載しておきます。
JAPANNEXT JN-HDE102V
https://www.amazon.co.jp/dp/B07XLB532N?th=1
FlexiSpot E3
https://www.amazon.co.jp/dp/B074897V3X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_xi.QEb4W36GSK
JAPANNEXTの昇降机は5/10までの限定特価となっているようです。過ぎたら元値に戻るのかな。
5/15現在限定特価のままです。
もしこの記事を見てここを教えてくれという方がいるのであれば遠慮なくコメントしてください。適宜対応します。多分。
さらにいいね的なやつをくれるとかブログの読者になってくれるとチョー嬉しいです。よろしく。
では。
5/15
追記。
怪我をするような加工じゃないけどちょっと尖っているよ。という内容で画像を添付していましたが…やっぱ尖ってます。
手でも足でもぶつける可能性ある場所なんですよねここって。ちょっと心配しながら使用していたのですが案の定ぶつけました。
うん。血がでました。足と手1箇所ずつです。深い傷ではないですが…
ただでさえ再生力が落ちているこどおじにはしんどいです。ということでヤスリがけしました。
所謂面取りですね。
やすりは3段階に分けてやりました。
#120→#240→#320です。
使用している前面だけの面取りなので30分もしないうちに終わりましたが正直言って神です。
これ、本当にやったほうが良いと思います。怪我してからじゃ遅いので。
そういう点も含め"ワケあり"でした。
なんかGW過ぎても限定特価だし…。